【体験談】完母なのに片乳から母乳が出なくなった!原因と改善方法とは?
私は3月に長女を出産してから、完全母乳(完母)で育てています。
しかしずっと自己流でお乳をあげていたら、片乳の生産量が危うくゼロになる事態に!
今回はその経緯を紹介したいと思います。
出産後教わった、授乳の仕方
病院の授乳指導では、”片乳5分を交互に飲ませる”というやり方を教わりました。
しかし、入院中は赤ちゃんも私も授乳に慣れていないので、毎回悪戦苦闘していました。
- ただでさえ咥えさせるのが難しい。
- せっかく飲みだしたお乳を外して反対側を咥えさせると、そのまま寝てしまう事も。
- 反対側に替えると、またなかなか咥えてくれない。
こんな事が重なり、早々にこの飲ませ方はしない様になっていきました。
私流の授乳の仕方
自己流の飲ませ方は、1回の授乳で片方だけを吸いつくさせる方法でした。
本来なら両方から同じだけ吸わせるところを、今回は右乳だけ、次の授乳では左乳だけ。といったように順に飲ませていたのです。
私の胸は元々左乳の方が右乳より大きく、母乳の生産も左の方が多かった為、授乳するペースも「左・右・左・左・右・左・左・・・」と左の方を多くしていました。
どんどん右乳が張らなくなってきた
張っている方の胸を飲ませるようにしていると、「左・右・左・左・右・左・左・・・」のペースから「左・左・左・右・左・左・左・右・・・」と、徐々に右乳のペースが落ちて行き、それに伴って右乳がどんどん小さくなっていきました。
赤ちゃんはスクスクと標準体重を推移していたので全体の母乳量は足りていましたが、右乳と左乳の大きさや張りにどんどん差が出てきて気になっていました。
新生児訪問指導で相談
生後2か月を過ぎた頃、新生児訪問指導がありました。
新生児訪問指導とは、生後4か月を迎えるまでの赤ちゃんを対象に、全ての過程を保健師または助産師が訪問し、赤ちゃんの健康状態の確認・お母さんの産後の体調や育児について相談に乗ってくれるサービスです。
この時に、何気なく左右のお乳の生産量と大きさの差について話してみました。
保健師さん曰く、母乳は吸われたら吸われただけ精製されるそう。逆に、飲まれなければ「もう母乳は必要ない」と勘違いし、どんどん作られなくなっていくそうです。
そうならない為には、授乳の際には必ず出が悪い方から飲ませ、その後反対側を飲ませるようにと指導いただきました。
その後
それから授乳の際は、まず右乳を吸わせて左乳を吸わせるようになりました。
最初は右乳はいつもふにゃふにゃの状態で、きっとほとんど出ていなかったと思います。
それでも吸ってもらっていると、約10日~2週間程で右乳も張りを取り戻し、大きさも左乳とそこまで差が無くなってきました。
まとめ
産院で教わったとおり、めんどくさがらずに毎回両乳を飲ませていれば、きっとこんな事にはならなかったと思います。
右乳が出るようになった分左乳が余り気味ですが、あまりに張って辛い時は搾乳器を使って搾乳するようにしています。
私の母乳が止まりかけた原因は飲ませる頻度が低かったからですが、他にも
- 肩凝りや冷え(血流が悪い)
- 脱水状態(水分が足りていない)
- ストレス
- 睡眠不足
といった原因で母乳が出なくなる場合もあるようです。
思い当たる原因があった人は、改善してみてください。
もし改善してもやっぱり母乳の出が悪い場合は、赤ちゃんの検診の際に先生に相談してみましょう。
あまり深刻に悩み過ぎるのは身体によくありません。
母乳神話もありますが、「いざとなったら粉ミルクにするか~」くらいの気持ちでいるようにしましょう。