教えて!こぶた先生

神戸市在住の30代です。0歳児の子育て中で産休を取っています。出産・子育ての体験談、神戸のグルメ情報を中心に載せています。他にもオススメ情報等をアップしていきます。お小遣いサイト【ポイントタウン】でマイルを貯めるのにハマっています。皆さんにも【ポイントタウン】の良さも紹介しています。【ポイ活】

無痛分娩の産後6日間 体験談

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皆さんこんにちは。こぶた先生です。

10か月に渡る妊娠生活・出産を終えてからは、いよいよ育児が始まります。

出産で疲れ果てている中の後期陣痛や産後の体調など、気になる入院生活についてレポートします。

 DAY1「ゆっくり身体を休める」

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出産直後は自力で排尿する事が出来ませんでしたが、寝る前にはトイレで排尿が出来ました。トイレで下着を下ろすと、特大サイズのナプキンに血が沢山ついており、また立ち上がった時にダダーっと新たな悪露(おろ)が垂れてくるので、下着を汚さずにサッと履くのがしばらく難しかったです。

ちなみに出産当日の夜は、シャワーは出来ません。たまたま同室の方が体調不良で別室にて休んでいるとの事で、この日は2人部屋に1人で過ごす事が出来ました。(赤ちゃんはベビー室で預かりでした。)

DAY2「赤ちゃん同室開始。両家訪問」

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起きるとお股が痛く、座ったり歩いたりするのが少し辛かったです。

引き続き悪露(おろ)の量は多く、トイレの度に下着を汚してしまいます。

朝食を食べ、検温、採血後に赤ちゃんをベビー室まで迎えに行きました。ベビー室横の授乳室で、おっぱいのあげ方、粉ミルクの作り方、オムツの替え方を習い自室に戻りました。

昼食を食べ終わった頃に、旦那さんと義母さんが面会に来られました。私はこの日からシャワーが解禁になったので、娘の面倒をみておいてもらい、シャワーに向かいました。出産で赤ちゃんと胎盤が出たとはいえ、まだまだ子宮は大きくお腹はポッコリしています。お股は縫っているし、お尻は痔が飛び出ているので、お下を触るのが怖いです。

夕方には私の家族も面会に来て、しばらく両家族と団らんをしました。夜は私以外の皆で外食に出かけたので、部屋には私と娘の2人になりました。

夕食を食べていると、娘がグズる!めちゃ泣く!お乳をあげてもオムツを替えても泣き止まない!ずっと抱っこしてあやしてもグズグズグズグズ・・・私も泣きたい・・・結局ご飯を食べ終わったのは2時間後でした。。

この日から、同室の方が戻って来ていました。部屋の真ん中に棚があり、それぞれのスペースの出入り口もカーテンで区切られているので顔を合わす事はありませんが、声は聞こえてきます。旦那さんと話している内容から、帝王切開で出産し、身体を動かすのがツライ。今朝別室から自室まで自力で戻らされて鬼かと思った。痛み止めも効いていない。今日は赤ちゃんはベビー室で預かってもらう。という事が分かりました。

私は今日から赤ちゃんと夜も同室で過ごす事が出来るのですが、向こうの方もお疲れであろうとの勝手な配慮と、夕食時の娘のグズグズに心が折れていたのもあり、この日もベビー室で娘を預かってもらう事にしました。

眠るとき、夕食時の事を思い出し、自分はこれから大丈夫なのか。泣いても泣き止ませられない時、同室の人に迷惑をかけてしまう。ちょっと高くても個室にすれば良かった。早く家に帰りたい(いくら泣き続けても、家族だから気を遣わずに済む)。と凹みまくり、泣きながら眠りにつきました。

DAY3「いよいよオールナイトで親子同室!」

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前日よりは、お股の痛みも和らいできている気がしました。でも処方されている痛み止めを飲んでおいた方が良さそうです。痛み止めを飲むと、ほとんど気にならないくらいになります。

この日は旦那さんが来てくれました。家族水入らずの1日です。娘は日中はほとんどグズらずスヤスヤ寝ています。でも夜は大丈夫か心配です。

昨夜凹んでいた私ですが、よくよく考えると同室を選択したという事は、相手の赤ちゃんが夜泣きする事は想定内であり、お互い様である!という事に気づき、もう開き直る事にしました。

この日は娘と一緒に朝まで過ごしました。やっぱり夜は泣くし、私もあまり寝られませんでした。結構娘は泣いていたのですが、同室の方はグーグー寝息をたてて寝ているようで、安心しました。

夜中娘がなかなか泣き止まない時に、看護師さんが見回りに来てくれました。看護師さんが抱きかかえると、ピタッと泣き止みびっくり!赤ちゃんはお母さん、お父さんの声はお腹の中にいる時から聞いていて知っているから甘えるけど、知らない人の声がすると警戒して泣き止んだりします。と教えてくれました。

また、お母さんは自分の子供以外の泣き声には反応しないらしく、同室でもそんなに心配しなくて大丈夫ですよ~との事でした。

ずっと泣き続ける娘を放置する事が出来ずトイレを我慢していたので、看護師さんに娘を託しトイレにも行けて有り難かったです。また、看護師さんにお乳のやり方をチェックしてもらったり、赤ちゃんが落ちつく抱き方とお結びのようなおくるみの巻き方を教えて頂けました。(でも私がやると全然落ち着かない・・・泣)

DAY4「産科医、小児科医、看護師長からのお話」

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昨夜ほとんど寝れませんでしたが、私は意外と元気でした。やっぱり出産時に体力がたくさん残っていたからかもしれません。

この日は、先生たちからお母さんたちへのお話会がありました。広い部屋に10名程のお母さんが集まり、お茶を飲みながらお話を聞きます。産科医からは今後の母体の変化について、併設されている小児科の先生からは赤ちゃんの体調や育てる環境について、看護師長からはお母さんの心構えについてのお話でした。

看護師長は、「子育てをしていて1人で頑張ってはダメ。自分で何でもやるんじゃなくて、旦那さんにも頼って一緒に子育てをする。ずっと頑張りすぎていると潰れてしまう。今は暗闇の中だけど、必ず終わりは来る。」また、「赤ちゃんは一人ひとり個性があって、皆違って皆いいんです。」とお母さんが潰れてしまわないよう、悩みすぎてしまわないように色々とお話してくださり、ジーンと感動しました。

この日の夜も、朝まで母子同室で頑張ってみようかと思いましたが、またしてもグズグズが止まらず、結局午前2時にベビー室に連れて行きました。ベビー室では20人程の赤ちゃんが並べられており、ギャンギャン泣いている子もいれば隣でスヤスヤ眠っている子もいます。看護師さんは1人で、赤ちゃんが泣いていても気にしていない様でした。その光景を見て、意外と赤ちゃんってどんなウルサイ状況でも寝れるんだと感心しました。

DAY5「お乳が張って痛い!!ディナー会で他お母さんと交流」

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最終日は、朝から沐浴指導がありました。看護師さんとマンツーマンで教えてもらいます。部屋にあったアイパッドに沐浴動画が入っており、予習をしていたので流れはスムーズに出来ました。が、重たい!3キロ弱の体重を、水の中とはいえ片手で5分支えながら洗い続けるのはなかなかの重労働で、終わった時には汗だくになっていました。我が家の沐浴担当は旦那さんなので、旦那さんに頑張ってもらいます(笑)

夕方くらいから急激に胸の張りがでてきました。パンパンです。痛いです。触ってないのにお乳がポタポタ垂れてきます。乳首が布に擦れて痛いので、ブラの中に母乳パッドを貼りました。見回りに来てくれた助産師さんに胸が張って痛いと伝えると、母乳が作られているけど、乳腺がまだ開通していないから出てこないと言われました。そして乳首をグリグリマッサージしてもらい、少し楽になりました。その助産師さんに直母の授乳が上手くできないので相談すると、とても具体的且つ分かりやすくやり方を教えてもらえ、目からうろこでした。

夕食はディナー会がありました(フレンチのコース!)。10名程のお母さんが長いテーブルの両側に座っているのですが、最初の一品を食べ終わるくらいまでは誰も言葉を発しません(笑)二品目くらいからチラホラ会話が始まり、最終的には3グループでワイワイ交流が出来ました。

私のグループは、隣が同室の帝王切開の方、前が無痛分娩の方、斜め前が普通分娩の方でした。前の無痛分娩の方は計画予定日の前に破水してしまったらしく、感染予防の為水風船を入れられなかったそうです。そのため陣痛が長引いて夕方までに出産が終わらなかったので、翌日まで持ち越しになったと。出産時出血が多く(2ℓ!)輸血をしたのですが、寒気が止まらなかったそうです。同じ無痛分娩でも、破水してしまうと結構大変なようですね。。帝王切開の方も麻酔が身体に合わなかったのか、吐き気が続いて枕元に洗面器を置いて、ずっと吐いていたそう。普通分娩の方は、陣痛が来たので病院に来たがまだまだだったので帰らされて、結局入院まで3往復くらいする事になったと言っていました。お産は千差万別ですね^^;私はスムーズに行って、有り難い限りです。

また、私は里帰りしないのですが、周りの3人も同じで、意外と今は里帰りしない人が多いようですね。もう一人の無痛分娩の方は退院後、助産院で1週間お世話になると言っていました。調べてみると、なんと1泊2日で3万5千円!!1週間で24万5千円!!セ、セレブ・・・!

この日の夜は、娘はベビー室に預けて、私が3時間おきに授乳をしに行くスタイルにしました。最後の夜なので、ゆっくりしたかったんです(笑) 同室の方は赤ちゃんも朝まで一緒に過ごしていましたが、泣き声が全く聞こえないくらい爆睡出来ました♪

胸はまだまだ張っていて、熱を持っていたのでジェルタイプのアイスノンを借り、冷やしながら眠りました。(家ではアイスノンにタオルを巻いて使用すればいいとの事でした)

DAY6「退院、そして、お家へようこそ!」

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朝から退院の準備を整え、昼前には退院しました。退院前にカメラマンに家族3人の写真を撮ってもらいました。残念ながら娘は途中で寝てしまい、人形を抱いているみたいになりました^^;その後タクシーで我が家へ向かいます。娘にとっては初めての外の世界、そして初めての病院以外の空間です。

家に着いて布団に寝かせると早速泣きました。お乳?オムツ?分かりません!しばらくして、もしかして寒いから泣いてるのかな?と思い、ブランケットを掛けるとようやく大人しくなりました。そういえば、赤ちゃんは寒さに弱いって小児科の先生が言ってましたね。。

まとめ

やはり、無痛分娩で体力が残っていた分、回復も他の方より早い気がしました。輸血等特別な処置をした場合は、回復具合で退院日も延びたりするようです。入院生活はやる事が多かったり、スタッフの方が代わる代わる部屋に来られるので、意外とゆっくりできませんでした。

母子同室も最初は、入院中の1週間がゆっくり過ごせる最後のチャンスなんだし、夜は別々に過ごしたいな。と思っていたのですが、一晩一緒に過ごす事で、助産師さんに困った事を教えてもらえたり、どういう流れで赤ちゃんのケアをしたらいいか分かったり、ちょっとしたことではあまり動じなくなったりと、良い事の方が多かったと思います。

最初は恐る恐るで、オムツがゆるゆるでウンチ漏れしてしまったり、抱っこもどう持てばいいか分からなかったりしましたが、この1週間で少し成長出来た気がします。 

授乳も入院中はなかなか上手く出来ませんでしたが、退院後1~2週間までには私も赤ちゃんも上手に出来るようになってきました。

お母さんも、赤ちゃんと一緒に成長していくので大丈夫!生後1か月を過ぎると少しずつ様子も落ち着くし、生後2か月を過ぎた頃には笑ったり声を発するようになるので、コミュニケーションが取れている気がして楽しくなりますよ♪